主夫の結婚式計画 その2              何を血迷ったか退職願を出した!

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僕は、心労の新郎鹿男です。
僕は、今まであまりモテず、彼女もいない時期が長く、休みの日は家でゴロゴロする生活を送っていました。
そんな僕の目の前に、今度結婚する彼女が現れました。
この間喧嘩をした事まではお話しました。
その後も二人はぎくしゃくしてしまいました。
お互い大好きなのに、お互いのこと考えてぎくしゃくしていました。
そんなある日、彼女は僕にとっても大事な事を言いました。
「鹿男の子どもが出来たみたい! 嬉しいからこんな喧嘩したくない!私は子どもを育てて仕事から離れる!」
そう彼女は言ったんだ。
彼女に赤ちゃん?
てことは僕はパパになるのか?
なんだか 不思議な気持ちになった。
ぎくしゃくしていた二人に幸せの風が吹いた。
こんなことをしている場合ではなかった。
でも、彼女が仕事を辞めることはやはり反対だった。
僕はどうしたらいいんだ。
「鹿男? 嬉しくないの?」
嬉しくないはずがなかった。
でも、僕はどうしたらお互いの事がうまくいって一緒に子どもを育てられるのか、必死で考えようとした。
「ん? 何か考えてるの? 心配?」
心配なはずがなかった。
「子どもが生まれるまでは仕事続けるね。」
産んでからも続けてほしいと願った。
「鹿男? 今度結婚式にお呼ばれしてるけど その時にはおなか目立つかな?」
僕はこう言った。
「君のおなかは幸せを運んでくるんだから、みんな素敵な笑顔になるよ」って。
彼女はクスクス笑って 僕を幸せそうな目で見ていたよね。

主夫の結婚式計画 その3につづきます。

主夫の結婚式計画 その1              何を血迷ったか退職願を出した!

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僕は、心労の新郎鹿男です。
僕は、今まであまりモテず、彼女もいない時期が長く、休みの日は家でゴロゴロする生活を送っていました。
そんな僕の目の前に、今度結婚する彼女が現れました。
僕は某大手メーカーの経理をしていましたが、その会社で派遣社員を雇うことになり、取引先の派遣会社に向かいました。
その派遣会社の社長をしていたのが、彼女でした。
彼女はバリバリ仕事熱心で、僕が見てもほれぼれする人でした。
でも恋だの愛だのという感情はなく、尊敬の念で接していました。
そんな僕を気に入ってくれたのか、食事に行ったり、映画を見たりしているうちに、お互い必要な存在となり、今回結婚することを決めました。
僕も忙しいし、彼女も忙しいからすれ違う可能性は大で、そこがとても気がかりでした。
僕もそれなりに給料は頂いていますが、彼女にはかないません。
そんな二人が結婚して生活していくうえで、どうすればうまくいくのか必死に考える毎日が続きました。
そんなある日、僕と彼女はたわいもないことから、大きな喧嘩をしてしまいました。
彼女いわく、僕の安定している給料があるから、早く子供を産んで経営を別の人に任せたいと言い出しました。
勿論、僕の職場は大手ですし、安定はしています。
彼女が働かなくても、こどもの1人や2人いても裕福に暮らしては行けます。
でも、それ以上の年収があり、仕事もがんばっていて、自分で起こした会社なのに彼女が仕事を辞めることは僕は反対でした。
しかし 彼女が僕との時間を取ろうとしたのです。
自分の夢だった会社を諦めて。
そのお互いを思いやる気持ちがぶつかってしまいました。

主夫の結婚式計画 その2につづきます。

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